マンション・ビルの防水でこんなお悩みありませんか?
思い当たる方は、防水工事が必要な時期なのかもしれません
- 雨染みが出来てしまった
- 屋上がひび割れしている
- 壁がひび割れている
- 屋上に草が生えてきた
防水工事の時期
大切な資産であるビル・マンションの防水リフォームの時期については下記の様になっています。
通常管理会社から月次年次で建物管理の報告書が提出されていますが、
投資案件の場合や修繕積立金の残高等から総合的に判断して実施しているのが実態です。
ビル・マンションの屋上防水リフォームの時期
新築後5年目
トップコート
新築後10年目
防水リフォーム工事
ビルやマンションには通常建物管理会社から長期修繕計画が提出されています。又高層住宅管理業協会からも大規模修繕の標準マニュアルが発行されています。
これによりますと「新築後5年目でトップコート」実施、「新築後10年目で防水リフォーム工事」実施となっています。
屋上の端の立ち上がり部分をエプロンと言いますが、こことの絡みがありますので、足場を組んで外壁塗装リフォームやタイル張替リフォームと一緒実施するケースが多いですが、実際には上記より多少遅く「平均して築後13年目」となっています。この時に目地シーリングも一緒に打ち直します。
チェックポイント
雨漏りの兆候は素人でも見付けられるもの。大切な我が家を守るため、今すぐチェックしてみましょう。下記以外にもクロスのシミやカビも雨漏れが原因です。
又台風の時は換気口から伝わって雨水が侵入する事もあります。
ビルやマンションの屋上は危険防止の為に通常鍵がかかっています。管理員さんや管理会社のフロントマンと一緒に見ましょう。
01
既存塗膜劣化や防水シートのめくれやひび割れや防水シートの膨らみ
02
屋根の変色・色あせ・剥れや最上階解放廊下天井のエフロ(白華現象)
01
水や泥が溜まり、苔や雑草が排水口に生えている
03
タイルの浮きや目地の劣化
04
鉄部の錆や塗装の剥がれや爆裂現象
05
エレベーター地下ピットの漏水
屋上防水工事の種類
アスファルト防水
液状のアスファルトとシート状のアスファルトルーフィング、アスファルトフェルトなどを何層にも重ねて防水層を作る工法で、熱で溶かしたアスファルトを用いる方法と、溶剤に溶かしたアスファルトを用いる冷工法とがあります。
尚、アスファルトとは、原油が天然に蒸発したとき、又は、石油精製の残留物として得られる黒色の固体、または半固体物質です。
2層以上のルーフィングを積層することにより、水密性に優れた防水層が得られるので、押えコンクリートで仕上げたり本格的な屋上緑化を施したりと多彩な仕上げが可能です。
熱工法
アスファルト防水熱工法とは、アスファルトルーフィングやストレッチルーフィングを260~280℃で溶融した防水工事用アスファルトで貼り重ねながら施工する工法です。臭いが出るのが欠点です。
冷工法
アスファルト防水冷工法とは、ゴムアスファルト粘着層をコーティングした改質アスファルトシートを貼り重ね積層していく防水工法です。
冷熱工法
アスファルト防水冷熱工法とは、第1層目にアスファルト防水冷工法を採用し、2層目以降に信頼と実績の熱工法でルーフィングを積層して形成する防水工法です。
トーチ工法
アスファルト防水トーチ工法とは、改質アスファルトルーフィングを使用し、その裏面およびルーフィング同士の接合部をプロパンガスのトーチバーナーで加熱溶解することで、下地への接着と接合部の一体化がなされ、防水層が作られます。また、熱溶解アスファルトを使用しないため煙や臭いが少なく、住宅密集地域などでの施工に適しています。1層貼りまたは2層貼りと少ない防水層で済むため、施工の省力・工期短縮が可能です。